とある元幼稚園の先生の譫言

子どもにとってどんな園が良いのか、はたまた悪いのか、思ったことを綴ります。

早期教育の是非

早期教育と聞くと良いイメージを持つ方ってたくさんいると思います。

 

漢字、計算、ことわざ、俳句·····等々を幼稚園児が完璧にマスターしていたら

それはそれはすごいですよね😌

 

でも、遊び盛りのこどもたちが、そういった知識を、ましてや園内全てのこどもがマスターしているということ。

少しでもこどもと接している方は分かると思いますが、異常なことだと感じませんか?

 

「こどもが自ら興味を持って、楽しみながら、学んでいる。こどもはできたことに自信を持っているし、これは素晴らしいこと」

とかって園は言ってるかもしれませんね。

保護者は現場を見ることは滅多にないですから、これを鵜呑みにしてしまうことは仕方ないと思います。

 

 

しかし現実は違います。

そういった園で私自身働いてはいませんが、実習をした経験があります。

保護者でもなく、職員でもなく、ただの実習生として、

園の現実を目の当たりにした経験を綴りたいと思います。

 

外部でも内部でもない人間だったからこそ、ありのままの、園の現実を垣間見れたのだと思います。

昨今の幼稚園事情

はじめまして。

突然ですが、昨今の幼稚園について…。

少子化や女性の社会進出などを背景に、10時登園14時降園という特徴を持つ《幼稚園》の需要はなくなってきています。今では多くの園が《保育所》要素を備えた《認定こども園》になってきていますね。

認定こども園になった幼稚園の先生は、今までの仕事➕延長保育という、負担だけが増えた現状があります。

私が働いていた園も、幼稚園から認定こども園になったところでしたが、今までの仕事以上のことが求められることに少し疑問を感じていました。

社会の皺寄せを肌で感じていたような感覚です…。

今まで4時間しか子どもがいなかったのが、保育所と同じで、子どもは早朝から19時近くまでいるのだから、それは大きな変化ですよね!

最後が愚痴になってしまってすみません!笑

今後は…

今の幼稚園ってどんなことしてるんだろう?ということから、どんな保育が理想なんだろうか。といった私の少ない経験から思った個人的な意見を述べていきたいと考えています。

よろしくお願いします。