とある元幼稚園の先生の譫言

子どもにとってどんな園が良いのか、はたまた悪いのか、思ったことを綴ります。

早期教育での洗脳🧠②

ある日、先生に用事があったか何かで

教室に30人近いこどもたちと実習生の私だけの時間がありました(普通に今考えたらその状況もありえないけど😩)

計算問題を解く時間でした。

 

1人の女の子が「筆箱がない💦」と言ってきました。

その子は普段の時間は私にニコニコしながら「先生💕」と声をかけてくれるような、活発で明るい子でした。

 

しかしその時の顔は別人でした。

まさに顔面蒼白と言った感じ。

目の前でそんな顔されて、正直焦りました。

 

私の脳内は

ん?たかが筆箱なかっただけでどした?

借りたりすればいいんじゃない?

でした。

 

 

 

でもその考えは先生が来て変わります。

その子は恐る恐る、先生に筆箱のことを伝えます。先生も能面のまま会話します。

 

その子は「たぶん○○のときにお勉強してて、そこにあると思います」

というような話をしていました。

それはそれは恐怖に包まれた顔でした。

 

実際にその部屋にあったようで、1人で探して持ってきた表情は実に安心した表情でした。

 

 

私はその一部始終を見ていて、

この園の闇を見た気がしました(ほぼ闇だけど)

こどもは先生を本当は心の底から恐れているのかもしれない。

普段はあんなに明るくて活発な子にあんな顔させるなんて、許せない。

 

と思いました。